最近「ふるさと納税」というキーワードをよく耳にしませんか？
好きな自治体に寄付をすることで、特産品がもらえるだけでなく、税金の控除も受けられる嬉しい制度です。
でも、いざふるさと納税をしようと思っても、「限度額ってどうやって決まるの？」とか「自分はどれくらい寄付できるの？」と、迷ってしまう方も多いと思います。
そんなあなたのために、この記事ではふるさと納税の限度額をわかりやすく説明し、どうやって計算すれば良いかを紹介します。
ふるさと納税を楽しみながら、制度をお得に活用していきましょう！
ふるさと納税の限度額とは？
まず、ふるさと納税をする際には「限度額」があります。
これは、税金控除を受けられる寄付金額の上限のことです。この限度額を超えて寄付をしてしまうと、税金控除が受けられなくなったり、控除額が少なくなったりします。
よって、限度額を理解して、適切な金額を寄付することが大切です。
限度額は、年収や家族構成、税金の状況によって変わるので、ちょっと計算が難しく感じるかもしれません。
以下のとおり解説していきます。
限度額はどう決まる？
ふるさと納税の限度額は、実は「年収」や「家族構成」によって大きく変わります。
例えば、サラリーマンの方と自営業の方では限度額が違ってきますし、配偶者がいるか子どもがいるかでも変わります。
簡単に言うと、年収が高いほど、限度額も増えます。
しかし、心配は不要です。
目安として以下の表を参考にすると、自分の限度額がだいたいわかります。
サラリーマンの限度額の目安
もしあなたがサラリーマンで、年収がどれくらいか分かっているなら、以下の目安を参考にしてみましょう。
寄付ができる大体の金額がわかります。
| 年収（給与所得） | 限度額（目安） | 返礼品の目安 |
|---|---|---|
| 300万円未満 | 約 3万円 | 3,000円程度 |
| 500万円未満 | 約 5万円 | 5,000円程度 |
| 700万円未満 | 約 7万円 | 7,000円程度 |
| 1,000万円未満 | 約 10万円 | 10,000円程度 |
| 1,500万円未満 | 約 13万円 | 13,000円程度 |
| 2,000万円未満 | 約 15万円 | 15,000円程度 |
この表を見て、自分の年収に近いところを参考にしてみてください。
もちろん、個人の税額によって若干の違いはありますが、目安の金額になります。
限度額を計算する方法
実際に自分の限度額を知りたい場合、年収や家族構成に基づいて計算をすることになります。
計算式は少し複雑かもしれませんが、インターネットで「ふるさと納税限度額シミュレーター」を使えば、簡単に計算できます。
自分の年収や家族構成を入力すれば、寄付できる限度額が自動で計算されますので、ぜひ活用してみてください。
ふるさと納税の控除ってどうなるの？
ふるさと納税の魅力は、寄付した金額が税金から控除されることにあります。控除額は、寄付金額から2,000円を引いた金額が、所得税と住民税から引かれる仕組みです。
例えば、年収500万円未満の方が、5万円を寄付した場合、4万8,000円が控除されるというわけです。この控除は、翌年の住民税の支払いや、所得税の還付に反映されます。
ふるさと納税の手続き方法
ふるさと納税は、思ったよりも簡単に手続きができます。
以下のステップを参考にしてみてください。
- ふるさと納税ポータルサイトにアクセス 「さとふる」や「ふるさとチョイス」など、ふるさと納税専用のサイトにアクセスし、寄付先を選びます。
- 寄付額と返礼品を選ぶ 自治体ごとに特色ある返礼品が豊富に用意されているので、自分の好みに合ったものを選びましょう。
- 寄付手続きと決済 クレジットカードや銀行振込で、希望の金額を寄付します。
- 寄付金受領証明書を受け取る 寄付後、自治体から「寄付金受領証明書」が送られてきます。これが税金控除を受けるために必要な書類です。
- 確定申告またはワンストップ特例制度を利用 寄付金控除を受けるために、確定申告を行うか、ワンストップ特例制度を利用します。
ワンストップ特例制度とは？
確定申告が面倒だなぁと感じる方には、ワンストップ特例制度がオススメです。
この制度を利用すると、確定申告をしなくても寄付先の自治体に書類を提出するだけで控除が受けられます。
ただし、寄付先が5自治体以内であることが条件です。それを超えると、確定申告が必要になりますので注意しましょう。
まとめ
ふるさと納税をうまく活用することで、税金の控除を受けながら、地域活性化に貢献したり、美味しい特産品を楽しんだりすることができます。
そのためには自分の限度額を知っておくことが大切です。
年収や家族構成を参考にしつつ、無理なく寄付できる金額を見つけてください。
寄付金額を計算するのはちょっと面倒かもしれませんが、やらない手はありません！
今年分の限度額分は１２月までです！
この機会にふるさと納税を活用して、税金を上手に節約しましょう。
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