こんにちは、今年も残りわずかとなりましたね!
株をやっていると、年末に向けて「損益通算」や税金のことが気になりますよね。
正直、年末は忙しい時期ですが、少しの準備で来年の税負担を軽くできるかもしれません。
そこで、12月までにやっておくべきことを簡単にまとめてみました。
一緒に確認していきましょう!
年内の損益をチェックしておく
年末が近づくと、今年の株の利益や損失をしっかり確認したくなります。
特に、もし損失が出ている株があれば、それを他の利益と相殺することができる「損益通算」ができるかもしれません。
例えば、10月に大きな利益が出て、12月に損失が出た場合、その損失を利益と相殺して税金を減らせるんです。
こんな風に、年内で損益を整理しておけば、無駄な税金を支払わずに済みます。
確定申告の準備をしておく
損益通算を活用するためには確定申告が必要です。
特に、「特定口座(源泉徴収あり)」ではない口座で取引している場合や、損益通算をしたい場合は確定申告をすることが必須。
12月には、必要な書類を整理しておくと、1月から確定申告の準備がスムーズになります。
証券会社から届く取引報告書や、損益の記録をまとめておくと安心ですね。
損失を翌年に繰り越すために確認しておく
万が一、今年の損失が利益を上回る場合でも、損失を翌年以降に繰り越すことができる制度があります。
これを使えば、次に利益が出た年に、その損失を相殺して税金を減らすことができるんです。
損益通算だけでなく、損失繰越制度をうまく活用することで、長期的に税金面で有利になりますので、年末には損益を確認して確定申告をしっかり行いましょう。
年末調整と確定申告の違いを理解しておく
もし、給与所得があって株の取引もしている場合、年末調整だけでは株の利益には対応できません。
株の利益は確定申告を通じて調整しないといけませんので、その点を忘れないようにしましょう。
年末調整は会社が行ってくれますが、株の利益については自分で申告する必要があります。
確定申告の準備をしておけば、後から慌てることがなくなりますよ。
市場動向を見逃さないようにする
12月は、株式市場でも少し落ち着いた動きが出る時期ですが、それでも何か大きな変動があるかもしれません。
例えば、年末に向けて急に利益確定の売りが出ることもあります。
自分のポートフォリオを見直して、年内にどういった取引をするべきかを検討しておくことが大切です。
税金対策として損益通算を意識した売買をするチャンスです。
取引明細書をしっかりチェックしておく
証券会社から届く取引報告書(年間取引明細書)は、忘れずにチェックしましょう。
取引内容が正確かどうかを確認し、万が一誤りがあれば年内に証券会社に問い合わせておくと安心です。
もし明細に不明点があったら、12月のうちに確認しておくことで、余計なトラブルを避けることができます。
まとめ
年末に向けて、株の損益通算や税金対策をしっかりしておくことで、来年のスタートがスムーズになりますよ。12月にやっておくべきことは次の通りです。
- 今年の株取引の損益を確認し、損益通算できるか考える。
- 必要書類を整理し、確定申告の準備を進める。
- 損失があれば、来年に繰り越す手続きを忘れずに。
- 年末調整と確定申告の違いを理解しておく。
- 市場の動きを注視し、年内にどの株を売るか考える。
- 証券口座の取引明細書をチェックして、誤りがあれば早めに修正。
税金のことは少し面倒に思えるかもしれません。
しかし、ちょっとした手間をかけることで、来年の負担を減らせる可能性があります。
少しずつ準備を進めて、安心して新しい年を迎えましょう!
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